入院から退院後のフォローまで|人工股関節|座間総合病院人工関節・リウマチセンター【人工股関節/人工膝関節の専門病院】 - 神奈川県座間市

股関節の痛みにお悩みの方! 人工股関節

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入院から退院後の
フォローまで

退院までのおよその目安

初診で詳しくお話しを伺い、診察やレントゲン画像の所見から治療プランの提示・相談を行います。初診で入院予約になる場合も、通院しながら方針を決めていく場合もあります。

手術・入院予約決定後、全身検査(詳細なレントゲン、心電図、呼吸機能検査、血液・尿検査など)を行い安全に治療ができるか、術前準備すべき点や手術前後に特別配慮すべき点がないかどうかをチェックします。状況により精密検査や他科・他院の受診が必要になる場合もあります。術前準備は入念に行っています。
入院前には歯科を受診(依頼書をお渡ししています)していただき、口腔内の状態の確認をお願いしています(ごくまれに術後発生する、う歯や歯槽膿漏を原因とした 人工股関節周囲の化膿に対する予防として)。

検査や術前リハビリテーションなどで複数回の外来受診が必要な場合があります。

75才未満の方であれば、手術の数週間前に「自己血貯血(※)」を行います。
献血と同様の手技で400CC(手術の内容や病状によっては800CC)程度の血液を採取保管し、内服薬などを使用して血液の増加を図ります。
保管したご本人の血液は御本人の手術の際に使用します。手術時〜手術後、まれに通常の輸血が必要になる場合もあります。

入院後、手術前にご本人(およびご家族)に、担当医から手術の詳細な説明、および麻酔科医の診察があります。

手術翌日より車椅子や歩行器などを用いて離床します。

離床後、徐々に、かつ十分なリハビリテーションを行います。

一般的な病状の方であれば2〜3週間程度の入院で退院できます。

退院後、病状に応じて通院リハビリテーションを行います。

遠方で退院後リハビリテーション通院が困難な方・術前歩行が不可能に近い方・高齢独居の方・ゆっくり入院したい方などには当院「療養病棟」や「回復期病棟」を使用し、長めの入院期間を提供することが可能です。様々な病状や背景に対応しますのでご相談ください。

早期から、また長期的にもよい結果が得られるよう、初診〜入退院〜外来通院を通して、スタッフ一同心を込めて診療にあたっています。

退院後の受診(フォローアップについて)

退院した後は、定期的に通院、診察に加えてレントゲンや血液検査などを受けていただいています(定期検診)。一般的には、術後2カ月、3カ月、半年、1年目、それ以降は1〜2年に1度の診察になります。

MRI(磁気共鳴画像について)

当センターで行った人工股関節置換術に関しては、術後にMRI検査を受けることが可能です。ただし、検査中に異常を感じた場合はすぐに検査を中止してください。