理学療法部門では、急性期期間だけでは自宅復帰が難しく、難渋している方々をリハビリテーションの力で退院できるように取り組んでいきます。早朝からのモーニングリハビリテーション、さらには作業療法士、言語聴覚士と協同し患者さんの機能を最大限まで引き出します。また、身体機能だけでなく自宅環境の調整や福祉サービスを通じて、 ご自宅での生活を獲得できるようにチーム全体で退院まで支援します。「当院の回復期リハビリテーション病棟だからできること、当院でなければできないことを。」
学会・論文など
第38回関東甲信越ブロック理学療法学会(2019.10/26~27)
袖村 梨々子
地域在住高齢者における一年間の疼痛の変化と運動機能との関係性 |
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第9回日本理学療法教育学会学術大会
熊沢 僚
対面研修とビデオ研修による自信度への影響、および教育効果の差について |
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主な取得資格
など
人は、仕事、余暇、日常生活(食事・入浴など)、家事など、さまざまな「作業」をしながら暮らしています。作業療法では、「作業(日常生活に関わるすべての諸活動)」の困難に対し、 基本動作練習、応用動作練習(食事動作練習、入浴動作練習など)、社会適応練習(就労支援、地域活動への参加)を行い、「その人らしい生活」を取り戻すことを目指します。 病気の直後(急性期)から、生活期(外来)まで、幅広い患者様を対象としています。
学会・論文など
神奈川県活動分析研究大会2018年
野田 知春
自分で磨く!~口腔ケアにおける逃避反応の軽減を試みた事例~ |
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第31回活動分析研究大会2019年
野田 知春
自分で磨く!~口腔ケアにおける逃避反応の軽減を試みた事例~ |
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第16回神奈川県作業療法学会2017年
鈴木 北斗
回復期片麻痺患者の手関節背屈運動に対する随意運動介助型電気刺激装置(IVES)の試み |
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第44回日本神経心理学会
鈴木 北斗
山本潤ら:耳に眼鏡をかけられないという空間的位置関係のずれを認めた眼鏡着用障害の一例(※共同演者) |
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第44回高次脳機能学会学術集会
鈴木 北斗
山本潤ら:背部操作が拙劣な着衣障害の要因(※共同演者) |
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主な取得資格
“名前が言えない”
脳卒中の後遺症や外傷によって言葉を失うこともあります。自己の想いや名前を声で発することが出来ないこと、頭ではわかっていても声に出せないもどかしさは我々の想像以上の苦しさです。
“食べられない”
年齢を重ねることや病気によって嚥下機能が低下してしまい、食事摂取がむずかしくなり、さらには誤嚥から肺炎を引き起こしてしまうことがあります。生きていく上に必要な食事が、命を脅かすことにも繋がります。
私たちは回復期病棟だけでなく、外来や急性期病棟でも業務しています。また、歯科衛生士も1名在籍していることで、歯科疾患の予防や口腔衛生の向上のため、歯や口腔を始めとした健康づくりをサポートします。
“言葉が人に与える強さ” “食べる楽しみ”
リハビリテーション科の中でも重責を担って業務しています。それが私たち言語聴覚士です。
学会・論文など
参加学会 | 言語聴覚学会 言語聴覚士県士会 日本高次脳機能障害学会 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 |
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演題発表 | 日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会 日本慢性期医療学会 |
回復期スケジュール
療法士
8:30~ |
業務開始 朝会、掃除、病棟からの申し送りの伝達 |
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9:00~ | リハビリテーション |
12:10~ | 昼休み、カルテ記入 |
13:10~ | リハビリテーション |
17:00~ | カルテ記入 |
患者
8:00~ | 朝食、整容、更衣 |
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10:00~ | リハビリテーション 1時間 |
12:00~ | 昼食 |
13:00~ | リハビリテーション 1時間 |
15:00~ | リハビリテーション 1時間 |
18:00~ | 夕食 |
21:00~ | 消灯 |
※その他の空いた時間は自由時間です。