栄養科は、365日、朝・昼・夕、入院患者さんの食事を担っております。衛生的で安全な食事提供を原則とし、病期の治療に沿った食事内容の栄養管理をしています。患者さんに『いつも美味しい』と言っていただけるよう、栄養科スタッフ一同、心をこめて食事の提供に努めています。
管理栄養士 7名
(病院職員 科長代理1名、副主任1名、スタッフ5名)
認定資格等
臨床栄養師2名
病態栄養専門管理栄養士1名
日本糖尿病療養指導士1名
NST専門療法士1名
栄養学修士2名
日本健康・栄養システム学会 臨床栄養士研修 認定施設
患者さんの病状や栄養状態に応じた、安全で美味しいお食事の提供に努めております。管理栄養士が医師の指示のもと個別に対応し、治療の一環として適切な栄養管理を行っております。各病棟には担当の管理栄養士を配置しております、食事に関する相談は担当栄養士までお気軽にお声掛けください。
なお、食中毒防止の観点から、院内への食品の持ち込みはご遠慮いただいております。ご理解とご協力のほど、よろしくお願い致します。
毎月3日と季節の暦にイベント食を提供しています。
季節に合わせ、彩りや使用食材を工夫しています。
〈提供例〉
1月 おせち
3月 ひなまつり
5月 こどもの日
7月 七夕
9月 敬老の日
10月 ハロウィン
12月 クリスマス
当院では、食事制限のない「常食」を召し上がっている患者さんを対象に、選択食(セレクト食)を導入しております。毎食、2種類のメニュー(A/B)からお好みの食事をお選びいただけます。入院中の楽しみのひとつとして、ぜひご利用ください。
HACCP(ハサップ:危害要因分析・重要管理点)の考え方に基づいた衛生管理体制のもと、厨房業務を行っております。
衛生責任者を配置し、食中毒の防止および院内感染の予防に万全を期し、安心・安全な食事の提供に努めております。
入院および外来の患者さんを対象に、個別の
栄養相談を行っております。
糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病に対する
食事療法に加え、病院食の説明や退院後の
食生活に関するご相談、また嚥下機能に
応じた調理方法のご提案など、患者さん一人
ひとりの状態に合わせたサポートを行っています。
また、生後8か月健診の乳幼児指導も実施しています。
これまで手術当日は絶飲食とし、必要な水分や栄養は当日朝から点滴で補うのが一般的でした。当院では、人工関節センターにおける術前の栄養管理の一環として、主治医の判断のもと「術前経口補水療法」を導入しています。
この方法は、手術前に経口補水液を摂取していただくことで、体への負担を軽減し、より安全な手術を目指すものです。実施の可否は患者さんの状態に応じて医師が判断いたします。
入院栄養食事指導料 1650件
外来栄養食事指導料 1499件
栄養情報連携料 416件
栄養サポートチーム加算 462件
(歯科医師連携加算) (73件)
地域公開講座
・「動いて食べてフレイル予防~理学療法士と管理栄養士がフレイル予防を伝授~」
2024年12月21日
・「オーラルフレイルってなに?できることからやってみよう」
2025年3月1日
学会発表
・「回復期リハビリテーション病棟患者における体重減少による影響の検討」
第71回日本栄養改善学会学術集会 2024年9月7日
・「リハ・栄養・口腔連携体制加算算定に向けた当院での取り組みの現状」
第21回日本健康・栄養システム学会 九州地方会 2024年11月23日
・「回復期リハ病棟入院患者に対するGLIM基準による低栄養評価の有用性」
第14回日本リハビリテーション栄養学会学術集会 2025年1月25日
・「胃排泄遅延が原因と思われる胃食道逆流症患者に、酸性流動食が有効であった一例」
第40回日本栄養治療学会学術集会 2025年2月15日
論文
・報文「介護保険施設における管理栄養士の栄養専門資格と栄養関連加算算定との関連の検討」日本栄養士会雑誌 2024年67巻8号
実習・研修受け入れ
・管理栄養士養成校 臨床栄養学実習
・日本健康・栄養システム学会 栄養サポートチーム研修
・日本健康・栄養システム学会 臨床栄養師実習